有馬温泉の炭酸泉源

Posted at 07/05/26

有馬温泉の極楽泉源から左手の坂道、通称タンサン坂を上っていくと、
きれいに整備された炭酸泉源公園にたどり着きます。

神社のような建物の中央の丸い石からこんこんと冷たい
炭酸水が湧き出ています。

この有馬特有の炭酸水を飲む時は、左手にある飲料場を
利用して下さい。

ピリッとした炭酸独特の味がしますが、決して美味しい水では
ございません。ガムシロップを少し加えると飲みやすくなります。

この有馬の炭酸水ですが、明治8年に内務省司薬場が大阪に
できたのを機に検査を申し出て、飲料水としても優れていることが
わかるまで「鳥類、虫、けだものがこの水をのめばたちどころに死すなり」
と言い伝えられていて、毒水としてだれも近づこうとしませんでした。

 

その後、炭酸泉源とよばれた井戸の横の小さな茶店で砂糖を溶かした
炭酸泉を飲んでいただいてましたが、阪神淡路大震災で崩壊してしまいました。

また有馬温泉の名物といえば炭酸せんべいですが、その炭酸せんべいの発祥も
この炭酸泉を利用したことからとされています。

この炭酸泉源の水を瓶にいれて蓋をするとすぐに蓋が飛んでしまい、
まるで鉄砲のようであるということから「鉄砲水」と呼ばれることもあります。

地獄谷の虫地獄、鳥地獄はこの泉脈の炭酸孔の小規模なものだと考えられています。

有馬温泉の名所の1つ、炭酸泉源にお越しの際は是非、砂糖をお忘れなく。

 

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